観光・宿泊事業者のインバウンド対応は、人手不足と多言語対応という二重の課題を抱えています。THRICEが支援している導入現場では、多言語AIチャットbotをフロント業務に組み込むことで、問い合わせ対応工数を大幅に削減できた事例が増えています。
ポイント1: 言語判定をbot側で完結させる
英語・中国語繁体字など複数言語に対応する際、「言語選択ボタンを置く」設計にしがちですが、言語判定をbot側で完結させる方がUXは滑らかになります。
- 初回メッセージから言語を自動判定
- 返信も同じ言語で行い、日本語に明示的に切り替える導線も用意
- 単一ボタンで全言語の顧客を受け入れられる
ポイント2: エスカレーション設計で「取りこぼし」をなくす
botが答えられない重要案件(料金・キャンセル・苦情)は、人へのエスカレーションを前提に設計します。
- 「担当者に繋ぐ」導線を随所に設置
- エスカレーション時はbotでの会話ログをそのまま担当者に引き継ぐ
- 業務時間外は翌営業日の折り返し予約へ誘導
ポイント3: 会話ログを「改善の資産」に
導入してからがスタート。会話ログを分析して:
- botが答えられなかった質問 → ナレッジ追加
- 人にエスカレーションされた会話 → 自動化余地の検討
- 頻出質問の変化 → 季節性・新サービスの把握
社内専用AI + LLM + エスカレーション設計 の3点セットで、「問い合わせゼロを目指す」のではなく「人が本当に対応すべき問い合わせに集中できる」状態を作るのがTHRICE流のアプローチです。
補助金活用(観光庁省力化投資補助事業など)との組み合わせも相性がよく、導入コストを抑えながら現場負担を減らす設計が可能です。
